子どもと初めての山口を満喫。旅をしながら、仕事も進めることができる親子ワーケーションは最高！
フリーランス 正田美紀子さん
初めての末っ子との2人旅は初山口県での親子ワーケーション
中1の息子、小4の娘、小1の娘と夫の5人家族です。普段から慌ただしい毎日の中で、つい一番下の小1の子を後回しにしがちなことが気がかりでした。そんな中、山口県で小学校低学年対象の親子ワーケーションが開催されることを知り、「これは娘と2人きりの時間を過ごすチャンスかもしれない…！」と思い、さっそく娘に企画内容を伝えました。娘の反応は「面白そう！行ってみたい！」と笑顔でした。一度だけ親子ワーケーションに参加したことはありますが、山口県は娘にとって初めての地。
・現地の小学校への体験入学
・忍者学校
・芋掘り
・万華鏡作り
・親子でマリンアクティビティ
と盛りだくさんの企画に目を輝かせていたので、すぐに申し込みました。
山口親子ワーケーションではどんな思い出ができましたか？
とにかく、親子ともども楽しかったです。
山口県を訪れてみて、美しい景色、のんびりとした空気感、温かみのある方々といった魅力に触れることができました。お友達との出会い、親御さんとの出会い、ここでしかできない体験やグルメ、そして素敵な環境でのワークなど、あらゆる面でとても充実した時間を過ごせたと感じています。
特に、2、3日目の会場となった山口きらら博記念公園での「ミズノ流忍者学校」と「親子マリンスポーツ＆BBQランチ」は、娘も私ものびのびと体験を楽しむことができました。親が仕事時間中に、子どもたちだけで参加したミズノ流忍者学校は、体を思いっきり動かすことで、緊張していた子どもたち同士の距離がぐっと縮まったようでした。
3日目の「親子マリンスポーツ」では、親子そろってカヤックもSUPも初めて体験できました！快晴のもとでオールを漕ぎ、キラキラと輝く水面を見て、「キレイだね！」と娘と笑いあった瞬間は忘れられません。
公園の建物内にあったワーク場所もとても快適で、お仕事も捗りました。
ちなみに、3日間でたくさんの体験をさせていただきましたが、印象的だったのは、娘の変化です。
好奇心旺盛ではあるものの、初対面となると緊張しがちなタイプの娘。ですが、日を追うごとに、いろんな体験をするたびに、どんどん新しいお友達が増え、笑顔が増えていく様子を見られたことが私も嬉しかったです。
そんな変化を娘自身も感じているようで、普段から積極的に出会いや経験を楽しめるようになりました。そして今でも、「親子ワーケーションで出会ったお友達にまた会いたい！」とよく話しています。私自身も、お母さん同士で子育てや仕事の大変さなどをたくさん話し合うことができました。普段は在宅で仕事をしているため、なにかと孤独になりがちですが、こういった交流ができることも、非常にありがたい経験だと感じました。
1人1人の我が子と向き合う大切な経験
我が家は、夫がほとんど家におらず、私がいわゆるワンオペで、3人の子育て、家事、仕事とあらゆること追われるように担っています。そんな追い立てられるような毎日で、「兄妹3人とできるだけ平等に向き合いたい」と思っていても、なかなかそれができないことも。私自身、罪悪感を感じることもしばしばありました。そういう意味で、今回「1人の子と1対1で親子ワーケーションに参加する」ということは、その時間はその子だけに向き合うことができる（子にしてみれば「お母さんがじっくり自分に向き合ってくれる」）ということ。親子ともども、とても価値のあるものだと感じました。今回は末っ子と一緒に参加させていただきましたが、今度は長男と、次は長女と…というように、それぞれとまた参加させていただきたいと思います！
最後に、山口県でのワーケーションに興味を持っている方にメッセージをお願いします。
山口は海と山の両方の魅力を感じられ、また地元の方々も温厚でとても魅力ある場所でした。ちょっとした自由時間も、山口県ならではのグルメを探して娘と一緒に町の中をお散歩をしたり、ワクワクすることができました。
私は常々、子どもたちには「新しい出会いや発見を大切にしてほしい」と伝えているのですが、親子ワーケーションはまさにそんな体験をリアルにできるかけがえのない機会だと思います。1人でも多くの親御さん・お子さんにこの魅力を感じていただき、ぜひたくさんの親子の絆がより深まればいいなと願っています。