やまぐち創生テレワーク実践者・ワーケーション体験者の声
EXPERIENCE

子どもと初めての山口を満喫。旅をしながら、仕事も止めずに親子ワーケーションは最高!
株式会社ドコモビジネスソリューションズ 石垣葉子さん

サッカー教室や秋芳洞など、魅力的な企画が詰まった企画にワクワク!

小4息子と夫の3人家族です。夫は出張が多く、いわゆる「ワンオペ」で子育てをしながらフルタイムで働いています。会社は柔軟な働き方を推進しており、テレワーク勤務も可能。ワーケーションへの理解もあります。 であれば、「子どもともっと色々な場所に行きたい」と思いました。男の子なので、親と遊んでくれるのは小学生の間ぐらい。残り2年半の間、あと何回出かけられるだろう。その回数を増やすための手段として、親が仕事を持って参加できる親子ワーケーションはとてもありがたいと思いました。今回、山口県で小学校高学年対象の親子ワーケーションが開催され、元日本代表選手によるサッカー教室がついていると知り、サッカー好きの息子にピッタリの企画だと思いました。

山口県への来訪自体、私たち親子にとっては初めての機会だったため、それだけでも楽しみでしたが、
・デイキャンプ体験
・泥干潟観察
・カルスト大地が広がる秋吉台
・日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞」

と自然体験が盛りだくさん!都市部ではなかなか体験することができない企画が詰まっていて、とてもワクワクしました。

親子ワーケーションで感じた山口県の魅力は何ですか?

以前から山口県の秋吉台と秋芳洞は見てみたかったため、とても楽しみにしていました。
猛暑が続くなか、17℃の秋芳洞の中は、まさに自然のクーラー。カルスト大地にしても、写真で見るのとは違う迫力を感じました。

(親子で秋芳洞を見学)

(親子で秋吉台を見学)

また、秋芳洞と秋吉台がある秋吉台国定公園を、2時間たっぷり認定ジオガイドさんの説明付きで巡ることができたのも贅沢でした。秋吉台の石に酸性の液体をかけると泡が出てきて溶けていく姿を見させてもらいました。これは、秋吉台の石はサンゴ礁が時間の経過により石灰岩になったもので、秋吉台がもともと海だったことがわかります。高学年は知的好奇心も育ってきているので、このようなリアルな体験を通した学びはとてもありがたいです。実際、息子は2時間のガイド中、ずっと質問していました。

また、干潟体験で、エビやカニを捕まえるのも楽しかったようです。普段暮らしている都市部では、3日間でここまでの自然を体験できません。自然のある場所に出かけて、たくさんの体験ができるのは、山口ならではの魅力と言えるのではないでしょうか。

(子どもは干潟体験)

(親は研修棟でワーク)

子どもたちが自然体験を満喫している間、私は、瀬戸内海に面した抜群のロケーションと広大な芝生広場などを有した山口きらら博記念公園のワークスペースで仕事をしました。目の前には海が広がり、山も近く、とても開放的な気持ちで仕事に集中することができました。私が今まで訪れた「海沿い」のワークスペースの中で、一番海を感じられる場所といっても過言ではないかもしれません。非日常感があり、とても新鮮でした。

山口の魅力といえば、印象に残っているのは食べ物です!どれも美味しくて、山口に来て良かったと息子と話していました。息子はお刺身が気に入って、2日間連続で夕飯を魚介類にするほどで、本物のお魚の味を堪能しました。

(親子で山口の鮮魚を堪能)

(子どもは地元の小学生と一緒にサッカー教室)

最終日の元サッカー日本代表で、引退後に山口県内に移住されている久保竜彦選手のサッカー教室プログラムも忘れられない思い出です。私は日本代表だった時の久保選手を知っているので、記念撮影の時は息子よりも舞い上がっていました。息子も地元の子どもたちと一緒にサッカーができて、楽しかったようです。

親子の会話が増えるのも楽しみ

普段は、家事や仕事に追われ、子どもとゆっくり話す時間が取りづらいもの。特に繁忙期で、夜ご飯を食べながらパソコンを広げて仕事をしている時期は、罪悪感を抱くこともありました。その点、親子ワーケーション中は、家事のタスクがないため、息子と話す時間が取れるのが魅力。日中に子どもがどんな体験をしたのか、夕飯時に聞くのが楽しみのひとつです。また、家から現地までの往復の移動時間も自然と会話ができる時間になっています。行きはどんな新しい体験ができるのかワクワクしながら、帰りは何が楽しかったか振り返りながら。戻ってからも、思い出話で盛り上がることもあります。

(親子で山口きらら博記念公園にて記念写真)

最後に、山口県でのワーケーションに興味を持っている方にメッセージをお願いします。

山口は海も山もあって、食べ物も美味しく、私たち親子にとって忘れられない場所になりました。居住地以外で愛着がある場所ができ、第二、第三の故郷と言えるような場所が増えていくのは、子どもの人生を豊かにしてくれると信じています。これからも今住んでいる場所にとらわれず、さまざまな場所でさまざまな体験をして、親子の思い出を作っていきたいです。