やまぐち創生テレワーク実践者・ワーケーション体験者の声
EXPERIENCE

場所と人があたたかい、山口県でのワーケーション
佳豊庵    代表  太田 佳美さん

小さな冒険が、大きな成長に繋がる

どのような目的で山口県のワーケーションに参加されましたか?

今まで参加したことのない“親子ワーケーション”についての話を聞き、興味を持ったことがきっかけです。娘たちと一緒に親子ワーケーションを体験することで、子どもは様々な体験ができ、自分自身と子どもの可能性を広げるかけがえのない経験になると思い、決断しました。また普段仕事で地域づくりの現場で働く者として宇部市の皆さまと交流し、取り組みを知ることで、私の携わる地域にも活かしたいと感じたのも理由の一つです。

(子どもたちと一緒にときわ動物園の『生息環境展示』を鑑賞)

古都の風情と現代の融合―山口県で過ごす豊かな時間

実際に山口県に来てみて、どのような印象でしたか?

(宇部市に宿泊し、土地の魅力を体感)

山口県に来たのは2回目でしたが、訪れるたびにその温かいおもてなしに心が洗われます。私の住む岡山県と風土・情景などはよく似ていますが、コワーキングスペースやWi-Fi環境が整っており、充実したワーケーション環境に改めて魅力を感じました。ニューヨーク・タイムズが山口県を選んだ(※)のはそのような部分も含めて、この街の持つポテンシャルを見抜いたからだと思います。

(※)2024年1月にアメリカのニューヨーク・タイムズが世界の旅行先で「2024年に行くべき52か所」の3番目に山口市を選出

コワーキング×体験学習!親子で学ぶ、親子で楽しむ

親子ワーケーションに参加してよかったと思う点(魅力)はありますか?

参加前は「子どもが楽しめるのか」など若干の心配はありました。しかし、実際体験してみると、私と子どもたち双方にとって「また行きたい」と思える大切な経験になりました。ワーケーションプログラム「小野小学校体験入学」、まこっこ農園さんでの収穫体験では、一緒に授業を受けたり、遊んだりすることで新しい友情を育むことができ、子どもたちは宇部市を第2のふるさとに思ってくれているようです。 今回の親子ワーケーションを通して、子どもたちは社会性や協調性を育み、私は子どもたちの成長を改めて実感しました。家族の絆も深まり、本当に良い経験となりました。

(親子でねぎの収穫体験に挑戦)

地域が育む子どもたちの笑顔、未来への希望

 山口県の人との関わりの中で、感じたことなどがありましたら教えてください。

(小野小学校での体験入学時に算数の授業に参加)

今回は2泊3日で様々な場所を訪問し、食や自然との共存の大切さなど、未来の子どもたちへ紡ぐ様々なプログラムを体験しました。既存の素材をアレンジし新たな価値を生み出されていることに感動を覚えました。中でも小野小学校での体験入学は、地域全体が一体となって子供たちを育てている温かい雰囲気に包まれていました。少人数のクラスで、先生と生徒が近い距離で学んでいて、小学校は第2の家なのだという新鮮なイメージを抱きました。 地域の思い、そして人の思いなど、今回の親子ワーケーションでの経験を礎に、新たな挑戦へ飛び込みたいと感じています。

山口県でのワーケーションに興味を持っている方にメッセージをお願いします。

山口県の魅力は充実したワーケーション環境、地域の人々の温かさ、未来へ紡ぐ人の思いなど様々あると思います。ワーケーションの経験がない方には、行かないと分からない刺激・行かないと起きない化学反応をぜひ体感していただきたいです。 出会いも経験もきっと巡り合わせであると思うので、場所と人が温かい「山口県でのワーケーション」をおすすめします。